相馬市は、福島県の太平洋側、浜通りに位置する自治体です。江戸時代には相馬中村城の城下町として栄え、いまでも勇壮な相馬野馬追のような伝統行事が息づいています。東日本大震災で被災したものの復興し、常磐自動車道の相馬インターチェンジや道の駅そうまなどの新たな施設も誕生しています。

相馬の氏神を祀り野馬追の出陣式の場所でもある相馬中村神社
福島県相馬市にある相馬中村神社は、天之御中主神を祀る神社で、相馬三妙見のひとつです。相馬家では先祖にあたる平将門から代々、妙見神を守護神として崇敬していたことから、相馬中村藩の初代藩主の相馬利胤が、1611年に中村城内に妙見社を建立したのが...

桜と藤の名所で日本百名城のひとつ相馬中村城跡に鎮座する相馬神社
福島県相馬市にある相馬神社は、明治12年に相馬氏の始祖である相馬師常(もろつね)公を御祭神として、相馬中村城本丸跡に創建されたものです。師常公は源頼朝の信望厚く、鎌倉四天王のひとりに数えられる勇将です。現在の中村城は桜や藤の名所でもあり、季...