別荘で気をつけたいランニングコスト

別荘別荘

ログハウスにかぎらず、別荘建築を購入しようとする場合には、ランニングコストにも注意を払う必要があります。
建物の価格がいくら安かったとしても、ランニングコストがあまりにもかかり過ぎてしまう場合には、決してよい買い物をしたと喜んではいられないことになります。

ランニングコストについての情報が掲載されていないことも

不動産会社が売却物件として提供しているネット広告やチラシにはさまざまな情報が含まれていますが、それがすべてであるとは限らず、たいせつな情報が漏れている場合も少なくはありません。
「嘘はついていないが顧客が欲しい情報が過不足なく書かれていない」場合の典型が、ランニングコストについての情報が掲載されていない場合です。

賃貸住宅であれば初期負担として敷金や礼金が、さらに毎月の家賃に加えて共益費がかかることは常識となっていますが、別荘の場合も実は同様で、特に高級別荘地であればより毎月の負担額は大きいと考えられます。

したがって、別荘の本体価格だけに注目してしまうと、所有している限りはランニングコストとして毎月のようにかかってくる他の費用を無視してしまうことになりかねません。

ランニングコストの一例としては、温泉使用料、上水道使用料、施設管理費などがありますが、高級別荘地ではこうしたランニングコストの金額が毎月10万円以上ということも珍しくはありません

本体価格が異常に安い場合には、実はランニングコストの高さをもてあましてしまった所有者が早急に売却したい意向であることも多いのです。

逆にいうとこうしたランニングコストの情報をしっかり確認しないまま売買契約を結んでしまうと、後でその金額の高さに悩むのは買主ということになります。

具体的なランニングコストの事例

以下は全国の別荘地にある物件で徴収されている管理費などの具体例ですが、想像以上にランニングコストがかかっていることを示しています。
また、費目によって購入時や契約時の一度きりの支払いで済むもの、毎年最初に一括して支払うもの、毎月使用量に応じて支払うものなど、いくつかのパターンがあります。

別荘地費目と費用
A別荘地共益管理費 150,000円/年
温泉受湯預託金 給湯1口100万円(後で返還される)
温泉管理費 10万円/年
温泉使用料 1ヶ月5㎡まで1口 5,000円/月(超過1㎥につき500円)
B別荘地管理費 70,000円/年(建物ありの場合)
水道料金 基本料金15㎥まで 2,500円/月(超過1㎥につき150円)
C別荘地 温泉利用一時金 1,100,000円(使用開始より10年間、更新は330,000円)
施設管理分担金 110,000円(土地契約時)
水道加入金 55,000円(建物建築時)
汚水処理施設分担金 110,000円(建物建築時)

管理費 3,300円/月(建築後は4,400円/月)
汚水処理施設維持管理協力費 880円/月
水道基本使用料(10m3以下) 1,980円/月(超過使用1m3あたり198円)
水道計量器損料 330円/月
温泉基本使用料(10m3以下) 3,300円/月(超過使用1m3あたり330円)
温泉計量器損料 330円/月
汚水基本使用料(20m3以下) 1,100円/月(超過使用1m3あたり176円)
汚水処理施設維持管理協力費 880円/月