民間信仰

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今昔物語集と天狗

平安末期の『今昔物語集』巻二十には、天狗の話が多数登場している。 民俗学者の柳田國男は次のように評して、『今昔物語』の編まれた時代が天狗信仰の高揚期であったとしている。 「我国には一種非常に奇怪な物語を喜び、利口な人が乗っては所謂空...
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天狗と流星の歴史

天狗の登場と天文現象 天文現象に着想を得た天狗という存在 あるときは鳶のような鳥型であるとされ、またあるときは鼻高の山伏のような出で立ちであるともされる、日本独自の魔物というべき存在が「天狗」である。 さきにも述べたとおり...
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不動明王・庚申塔・二十三夜塔・甲子塔

不動明王 不動明王は大日如来の使者、若しくは教令輪身(きょうりょうりんしん)と解される。教令輪身とは知来の変化の一形態である。如米が仏本来の姿であらわれるとき、これを自性輪身(じしょうりんしん)という。また如来が菩薩の形をとり、親しく...
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地蔵菩薩・観世音菩薩

地蔵菩薩 釈迦入滅から弥勒仏の成道に至るまでの五六億七〇〇〇万年の間、無仏の時代が続く。地蔵菩薩はこの期間の衆生済度を託寄されたもので、中国では唐代、日本では平安中期ごろから、末法思想の流布とともに信仰も盛んとなった。近世に造立の石仏...
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釈迦如来・大日如来・薬師如来・阿弥陀如来

釈迦如来 古代インド、ヒマラヤ南麓の迦毘羅城城主・浄飯王の長子であったゴータマ=シッダールタ(悉達多)の尊称である。その母は摩耶夫人、釈迦族の聖者というところから釈迦牟尼、略して釈迦と通称される。 如来としては唯一の歴史的存在で...
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路傍の石仏

序論 旧き道の傍らに、柔和な顔立ちの地蔵尊。目にした瞬間に、人はふっと清閑な空気を覚えることがある。或いはまた、寂然とした山路に立った馬頭観音。その石仏の奇絶怪絶たる形相は、屡々人々の肝胆を寒からしめる。 仏の都、斑鳩・奈良に丈...
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天狗と星のかかわり

榛名山系の相馬山と修験 赤城山・妙義山とならんで上毛三山のひとつに数えられる榛名山ですが、この山系のなかに相馬山があります。 相馬山を神体山として拝する神社は黒髪山神社ともいわれ、ここにはなぜか相馬氏の祖先でもある平将門の伝説がみら...